2010年6月28日月曜日

マンションラッシュで児童増 東京?荒川区で半世紀ぶり小学校新設

 高層マンションの建設などで子育て世代の転入が相次ぐ東京都荒川区の南千住駅東側に5日、区内では約半世紀ぶりとなる新たな小学校が開校した。都市部では、少子化などによる小学校の統廃合が相次いでおり、新たな学校の開校は珍しい。区は「喜ばしいこと。子育て支援にさらに力を入れていきたい」と話している。

 開校したのは、白髭西地区の区
立汐入東小学校。6日の入学式を前にした5日、同校で開校記念始業式と校旗引き渡し式が行われ、新2年生から6年生までの児童約360人が、これまで通っていた汐入小学校から汐入東小学校に歩いて“登校”した。

 現在、40棟弱の高層マンションが並ぶ白髭西地区は、かつて繊維工場や古い木造住宅が密集していた。平成2年ごろから再開発が進んで分 ドラゴンネスト rmt
譲マンション建設が目立つようになり、30?40代の子育て世代が流入するようになった。

 これまであった汐入小学校は14年度、2つの小学校を統合して誕生。当時は420人だった児童は増え続け、19年度には運動場の敷地内に仮校舎を建設。それでも児童数の増加に追いつかず、21年度の児童数は1077人と開校時の約2?5倍になった。さら rmt
なる児童数の増加に対応できなくなったため、区は学校新設に踏み切った。

 区によると、小学校の新設は、尾久地区の区立小台橋小学校が開校した昭和34年以来、約半世紀ぶりのことという。これを記念し、汐入東小学校には、荒川区出身のタレント、片岡鶴太郎さんから自作の鯉の絵が寄贈された。また作家の柳田邦男さんからも、自作の書が同校の図
書館に贈られる予定だ。

 都によると、子育て世代を狙ったマンション開発が相次ぐ地域で局地的に学校が新設されるケースがあり、14年度には江戸川区で区立東葛西小学校が、19年度には江東区の区立豊洲北小学校が開校している。

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引用元:タルタロス(Tartaros) 総合サイト